シルバーウィークに北陸へ格安で旅行するなら、移動日を連休の中心からずらし、宿泊先を分散し、交通と宿を別々に比較するのが基本です。2026年は9月19日(土)から23日(水・秋分の日)まで5連休になるため、9月19日・20日出発と、9月22日・23日の帰着は料金が上がりやすい時期です。
北陸は富山県・石川県・福井県を指します。新幹線、在来線、高速バス、飛行機のどれが安いかは出発地と行き先で変わるため、旅行全体の費用で比べることが大切です。
シルバーウィークの北陸旅行を安くする6つの方法
1. 出発日と帰着日を連休からずらす
もっとも効果を期待しやすいのは、混雑する日に移動しないことです。仮に5連休に合わせて旅行する場合でも、9月19日・20日に出発せず、9月18日(金)の夜や9月21日(月)の朝以降に移動すると、選べる交通機関や宿泊プランが増える可能性があります。
帰りも9月22日(火・祝)や23日(水・祝)に集中しやすいため、9月24日(木)以降に帰る日程にできると比較しやすくなります。休みを追加できない場合は、出発・帰着の時間帯だけでも早朝や夜にずらして確認しましょう。
2. 交通費と宿泊費を別々に比較する
交通と宿泊がセットになった旅行商品が安いとは限りません。次の3パターンを同じ条件で計算すると、総額を比べやすくなります。
| 比較する方法 | 向いているケース | 確認する費用 |
|---|---|---|
| 往復交通+ホテルのセット | 移動と宿を一度に予約したい場合 | 旅行代金、追加料金、取消料、食事の有無 |
| 交通とホテルを別予約 | 宿泊地や日数を自由に選びたい場合 | 往復交通費、宿泊費、予約手数料、キャンセル条件 |
| 高速バス+ホテル | 移動時間より料金を優先する場合 | バス料金、座席条件、現地交通費、宿泊費 |
比較するときは、表示価格だけでなく、1人あたりの往復交通費、宿泊費、現地交通費、食事代を足します。セット商品は一見安く見えても、希望しない食事や追加移動が含まれている場合があるため、内容を確認してください。
3. 高速バスを新幹線と比較する
東京方面から北陸へ行く場合は、新幹線だけでなく高速バスも候補になります。高速バスは移動時間が長くなりやすい一方、座席や便によっては交通費を抑えられる可能性があります。
ただし、夜行便では到着日が早朝になることがあります。ホテルのチェックイン前に荷物を預けられるか、早朝から利用できる施設があるか、帰りの到着時刻が翌日になるかを確認しましょう。
大阪・京都方面からは、北陸新幹線や在来線、高速バスなどを比較します。出発地によって最安の交通手段は変わるため、東京発の料金をそのまま関西発に当てはめないことが大切です。
4. 目的地を金沢だけに絞らない
金沢は人気があるため、連休中は宿泊料金や空室の条件を比較しにくくなることがあります。金沢駅から少し離れた地域や、富山・福井の宿泊地も候補に入れると、選択肢を広げられます。
| 旅行の目的 | 候補にしやすいエリア | 確認したい点 |
|---|---|---|
| 歴史的な町並みや市場を歩く | 金沢周辺 | 駅から宿までの交通費、連休中の宿泊料金 |
| 立山や富山湾などを訪れる | 富山駅周辺、各観光地の周辺 | 現地交通の本数、観光施設までの移動費 |
| 恐竜博物館や福井の観光地を巡る | 福井駅周辺、勝山方面 | 福井駅からの交通費、入館予約の有無 |
| 金沢観光と組み合わせる | 小松、加賀、富山など | 金沢までの移動時間と往復交通費 |
宿泊費だけでなく、目的地までの往復運賃も加えて判断します。遠い場所に泊まって宿泊費が下がっても、毎日長距離を移動すると、結果的に安くならないことがあります。
5. 連泊して宿を変えない
1泊ごとに宿を変えると、宿泊料金だけでなく荷物の移動時間やコインロッカー代なども発生します。観光地を詰め込みすぎず、1つの地域に連泊すると、移動費と手間を抑えやすくなります。
たとえば、金沢を中心に観光するなら、毎日別の県へ移動するより、金沢周辺に泊まって近郊を日帰りで回るほうが計画を立てやすい場合があります。ただし、日帰り先までの往復運賃が高い場合は、宿泊地を移したほうがよいこともあります。
6. 食事なしの宿泊プランも比較する
食事付きプランは便利ですが、格安旅行を優先するなら、素泊まりや朝食なしのプランも比較対象になります。宿の近くで食事をする場合は、外食費と移動費を加えた金額で比べてください。
連休中は飲食店が混雑したり、営業時間が変更されたりすることがあります。素泊まりを選ぶ場合は、宿の周辺に営業予定の飲食店やコンビニがあるかを事前に確認しましょう。
出発地別に考える北陸への移動方法
東京方面から出発する場合
東京方面からは、北陸新幹線、高速バス、飛行機などを比較します。新幹線は移動時間を短くしやすく、高速バスは料金を抑えられる可能性があります。飛行機は空港までの交通費や、空港から北陸の市街地までの移動費も含めて計算してください。
富山・金沢・福井のどこへ行くかによって、交通手段の便利さは変わります。行き先を決める前に、各交通機関の往復料金と所要時間を並べると、安さだけでなく使いやすさも判断できます。
大阪・京都方面から出発する場合
大阪・京都方面からは、鉄道と高速バスを中心に比較します。福井や金沢へ向かう場合は、乗り換えの有無や乗り換え駅からの追加料金も確認してください。
乗り換えが少ない交通手段が必ずしも最安とは限りません。一方で、数百円の差だけで移動時間や乗り換え回数が大きく増えるなら、旅行全体の負担を考えて選ぶ必要があります。
名古屋方面から出発する場合
名古屋方面からは、鉄道と高速バスのほか、目的地によっては在来線を組み合わせる方法も候補になります。特急料金の有無、乗り換え回数、指定席の予約条件を確認しましょう。
交通費を抑えるために複数の路線を組み合わせる場合は、遅延や乗り換えに失敗したときの扱いも確認しておくと安心です。別々に予約した乗車券やバスに乗り継ぎ保証があるとは限りません。
北陸で格安旅行を組むときの計算方法
旅行代金は、次の式で計算すると比較しやすくなります。
旅行総額=往復交通費+宿泊費+現地交通費+食事代+観光施設の料金+予約に必要な手数料
たとえば、仮に2人で2泊する場合は、交通費が1人往復2万円、宿泊費が1室1泊1万2,000円、現地交通費と食事代などが2人で1万6,000円なら、計算例は次のとおりです。
交通費4万円+宿泊費2万4,000円+現地交通費・食事代1万6,000円=8万円です。
これは計算方法を示す仮定例であり、シルバーウィークの実際の料金ではありません。実際に比較するときは、税金、指定席料金、荷物料金、キャンセル料、食事の追加料金が含まれているかを確認してください。
予約前に確認したい条件
格安プランを選ぶ前に、安さの理由が自分の旅行条件に合っているかを確認します。特に連休中は、変更やキャンセルの条件が通常と異なることがあります。
- 出発日と帰着日、到着時刻が希望に合っているか
- 宿泊料金が1人分か、1室分か
- 税金、サービス料、入湯税などが含まれているか
- 食事の有無と、食事を追加した場合の料金
- キャンセル料が発生する日
- 交通機関の座席指定や荷物の条件
- 駅やバス停から宿までの交通費
- 観光施設の予約や入場制限の有無
料金比較サイトに表示された最安額だけで決めず、予約画面の最終金額と利用条件まで進んで確認してください。最安の表示が、希望する日程や人数では適用されないこともあります。
格安でも避けたい旅行プラン
移動時間が長すぎるプランや、乗り換えが多すぎるプランは、料金が安くても旅行中の負担が大きくなります。特に到着が深夜、出発が早朝になる場合は、宿泊日数や現地交通費が増えないか確認しましょう。
また、金沢・富山・福井を短期間で全て回る計画は、移動費と移動時間が増えやすくなります。2泊程度なら、1県を中心にして近隣の観光地を1か所加える程度にすると、費用を把握しやすくなります。
シルバーウィークに北陸へ安く行くための結論
2026年のシルバーウィークに北陸へ格安で旅行するなら、まず9月19日・20日の出発と、9月22日・23日の帰着を避けられるかを検討してください。そのうえで、新幹線・高速バス・飛行機などの交通費と、セット商品・別予約の総額を同じ条件で比較します。
宿泊地は金沢だけに限定せず、富山や福井、近郊の駅周辺も候補にします。ただし、宿泊費の差額より現地交通費が大きくならないかを計算し、最終的な旅行総額で判断しましょう。







